「中国景気回復」は真っ赤な嘘2 相変わらずモノは動いてないようだ。

以前書いたエントリですが、「中国景気回復」は真っ赤な嘘 モノが動かずなぜ生産や消費が増えるのか(産経新聞)
で、「徹底的に数字を追求するテクノクラートとして欧米では認知されている人」といわれている李克強氏について、

李克強副首相が以前、米国の駐中国大使に向かって、中国のGDP統計は人為(MAN−MADE)で信頼できないと明言し、電力消費、鉄道貨物輸送量と銀行融資の3つの指標をもとに実際の経済成長速度を測定する、と打ち明けた。「重量をもとに運賃を計算する鉄道貨物量はかなり正しい」「銀行融資実行額も支払い利息を計算するために正確」と、両データは李氏お墨付き

という報道がありました。ソースは大紀元なんですが、正式な発表はまだとの事ですが、

中国鉄道事業、2012年は巨額赤字か

で、赤字の原因は

▼マクロ経済が停滞し、大口貨物の運輸需要が激減した▼急ピッチに進められた鉄道建設が需要を超えた▼運営資金は主に融資に頼っている、からだと分析。「高速鉄道が開通すればするほど、経営の圧力が強くなる」という。

とあり、相変わらず中国経済には要注意と言う事のようです。